
ホメオパシー療法という治療法があるのを御存知ですか?
200年前にドイツで生まれ、その後欧米や諸外国で実際に今も続けられている治療法です。
外国では街中の薬局で普通に売られていたりします。
この治療法では、動物が本来持っている自然治癒力を刺激して病気を治していきます。
3000種類以上もあるレメディ(くすり)の中から、症状や性格、生活習慣などその動物に合わせたものを選び使用します。
ホメオパシーのレメディはいわゆる薬物ではありませんので副作用の心配がなく体力がない患者さんにも安心して使うことができます。
従来私たちが一般に受けている治療は逆症療法(アロパシー)と呼ばれます。
治療に使われるのは症状を抑えるための薬です。
つらい症状を抑えその間に自然治癒力が働き病気が治るのを待つ治療です。
もちろん多くの恩恵がこの治療によってもたらされますが、自然治癒力が働きにくい慢性疾患や副作用の心配のある治療では良い結果が得られないこともあります。
どうしてレメディが自然治癒力を導き出してくれるのかについてはまだ科学的な証明はなされていませんが、実際に効果は認められています。
たとえばヒトの花粉症で鼻水と涙がひどい場合、たまねぎからできたレメディを使います。
なぜたまねぎのレメディかというと、たまねぎを切ると鼻水と涙が出てよく似た症状を起こすからです。
こうして症状と良く似た性質を持つレメディを使ってほんの少し体を刺激してあげることで自然治癒力は引き出されます。
たまねぎからできたレメディ?
レメディは地球上にある、実にさまざまな物質から作られます。
植物・動物・鉱物・薬物・微生物・・・ほんとにいろいろです。
これらを用いて溶液を作り水でどんどん希釈して作られたものがレメディです。
理論的には物質の1分子も入っていないぐらいまで希釈します。
物質としては存在しないのですがその記憶だけが水の中に溶け込んで体に作用します。
ですから薬としての副作用の心配をせず治療することができるわけです。
ホメオパシーは本来人間の療法であり、イギリス、フランス、ドイツなどでは保険治療の対象となりアメリカ、南米、インドでも盛んです。
動物の医療においても漢方薬、鍼灸療法とともに副作用の少ない自然療法として全世界で取り入れられています。
しかし、可能性を秘めた治療法“ホメオパシー”も残念ながら万能ではありません。
正しい診断のもとで治療法の一つとして利用しなければなりません。
詳しくはご相談下さい。
-
Q具体的にどのような病気の治療時に有効ですか。
風邪のような軽い症状のときには不必要でしょうか。 -
A基本的にはかなり広範囲の病気に使用することができます。
色々な考え方があると思いますが、私自身はホメオパシーは治療法の一つと思っています。
もし、現代医療のほうが確実で、安全で、早く治療できるのであれば、わざわざホメオパシーを 治療の中心に考えなくても良いと思います。
そしてどんな治療をするのかは当然正しい診断をしないと 選択できません。
ただのかぜだと思っていても実は大きな病気が潜んでいたりもしますし動物は 言葉を話しませんので当然検査が必要になります。
貴方のペットの症状がわからないので具体的なことは申し上げられませんがホメオパシーだけと決めてしまわずにペットにとって一番良い治療を一緒に考えましょう。
- Q通常の治療にはない危険性、副作用などがあれば教えてください。
-
Aいわゆる副作用は存在しません。強いてあげるとすれば
1.アグラベーション:レメディ(薬)を投与することで起こる症状の変化を言います。
症状は悪化するのですが、 本人はとても気分が良くなったと感じます。
状況に応じてレメディを休止したりしますが一般には好転反応といわれています。
2.プルービング:レメディを続けることで飲んでいるレメディの性質が症状となって現れることをいいます。まれに起こることがあります。
- Q予約は必要でしょうか。また必要な場合何日前までに予約したらよろしいですか。
-
A予約の必要はありませんが、担当の獣医師(松永典子)の在院の確認をしていただく 方が良いのと、診察には時間がかかりますので余裕を持ってきていただいた方がいいです。
慢性疾患などでは処方するのに時間をかける場合もありますし、手元にレメディが無いこともありますので お待ちいただくことがあります。
慢性疾患の場合、事前にある程度お問い合わせいただいていると いいかもしれません。
ただ電話だけ、メールだけの診察はしておりません。



